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お気に入り昭和ちっくなリノベーションカフェ

ここ数ヶ月、
時間を見つけては、古民家カフェに通っています。
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難アリ オールウェイズ ベトナムの夕陽(16)


わたしにとっては憂鬱すぎるカンボジア。
その日は編集者のリクエストで、プノンペンから15キロほど離れた悪名高い「キリング・フィールド」に出かけた。

そこはかつてポル・ポト政権下のカンボジアで2万人以上の大量虐殺が行われた刑場跡地である。 それだけ聞いても行く気が失せる。映画『キリング・フィールド』はすばらしい名作だったが、あれが作り話でなく事実であるということにおののく。そして、あの死体に埋まった荒野に今自分が来ていることも、かなり「引く」

国立のトゥール・スレン虐殺博物館はひどく悪趣味だった。古いコンクリートのあちこちに 血や、叫びや、恨みの空気が充満しているという感じだ。かつて囚人がつながれた鎖や拷問用具の展示を見ていると息が詰まりそうになる。私はすぐに飛び出たが、ガイドさんいわく、観光客にはとても人気の場所だという。ちょっとどうかしているんじゃないかと鳥肌が立つ。 悪いが超がつくほど苦手だ。

ここは外に出てもつらい。

錆び付いた有刺鉄線の向こうは、見渡す限りの地平線だ。 今や自然にもどった荒れ狂った大地。そうと知らなければ、いったいこの何もない荒野で何があったのか誰にもわからない。
時折、赤茶色の牛たちがのんびりと草をはんでいる。

しかし、よく見ると、ところどころざっくりと2m、5mと切り崩された地面がある。 
それはまるで巨大な地獄のミルフィーユだ。 
土の間にいく層にも重なった枯れ木のような人骨がはみ出ている。
そして、引きちぎれた戦士のスカーフ。穴ぼこのあちこちに、殺された人々の恨みがはみ出している。いや、もう恨みも尽き果てただただ、疲弊した空気が漂っている。

ゴミのように遺体が重なって捨てられた。 ここに埋まった犠牲者の骨を全て掘り起こすには、資金も足りない。あと何十年かかるかわからない、永遠に無理かもしれないという。 

こういう場所に観光に来る人の気持ちとはどういうものなのか。私たちは一応取材で来たわけだが、観光で来る気にはとてもなれない場所である。 

頭蓋骨を積み上げた慰霊塔がある。この中には、ここで命をおとした二人の日本人カメラマンの骨も入っているという。   
頭蓋骨は一様に沈黙しているが、何かをまだ黙考しているように見える。 
「祈りなど無用。我々はまだ死んでない」
 彼らはそう言っている気がする。 

寂しい風が吹いていた。 あの寂しい風の感触は、多分一生忘れない。
私がここを再び訪れることは二度とないと思う。

翌日、アンコールワットに行くためプロペラ機でシェムリアップに向かった。
ここでもオーバーブッキングを避けるために、席は早い者勝ちだった。
狭い機内は湿気100%じゃないかと思うぐらいの蒸し風呂状態で
座っているだけでじっとり全身に汗をかく。
半端ではない。なんせ、
手に持ったチケットが数分もしないうちに汗でぐにゃぐにゃにゆがむのだ!
このままだと酸欠状態になるのではと危機感さえ感じる。  

眼下にシェムリアップの町が見えてきたが、
見渡す限り水田と湿地、あとはジャングルで何もない。
編集者が「上から水田を見るとガラス張ってるみたいだなぁ」という。
なるほど、そんな見方もあるのだなぁと思いつつ、着陸態勢に入った。
まだここから数キロ先では内戦のまっ最中だという。あんまりうろうろするわけにはいかない。

アンコールワットは広大でも古代遺跡である。トイレや休憩場所があろうはずもない。
まずは唯一の拠点であるグランドホテルに立ち寄る。
そこで日本の戦場カメラマンに出会った。



つづく


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沖繩の旅(2)


今回の旅は自然体の旅。五感で自然と光を
感じる旅ということで、思いつくまま気の向くまま
北部と南部をぐるりと周りました。
 
まずは小宇利島(こうりじま)。
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橋続きで行ける離れ島です。
スーパーブルーの海の上を、一直線に進んでいきます。

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日差しは強烈ですが、橋の下は涼しい。
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島には農産物やフルーツも豊富に。
でも紅芋ですとかそういった種類のものは
植物検疫で沖繩から持ち出しはできません。残念。

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お弁当のおそうざい。  鮮やかなマンゴー、グワバ、パイナップルの切売り。
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この島は遠浅で泳げるビーチになっていて、
パワースポットとしても有名だそうです。

とても気持ちのいい風が吹いていました。
しかし、さすがに昼間に泳ぐのはちょっと。。。(笑)
ひどい日焼けで病院に担ぎ込まれる観光客が、年間50人はいるそうですよ。

地元の人は、サンセットから泳ぎはじめます。

日がな一日、橋の下で涼風を感じ、
沖繩民謡を聴きながら海を眺めていると
煩雑だった心の中がからっぽになり、光と優しさで満たされます。

自分のことをのんびり、考える時間がそこにあります。


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今日のことば
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人生における最大のよろこびは
君にはできないよ、と人が言うことを
成し遂げること。  

     byウォルター・バゲホット



沖繩の旅(1)

 
今回の旅はやんばる〜南部くまなく聖地を巡る旅でした。
海。コバルトブルーのちゅら海。

それよりも私の目をひきつけるのは
聖地の緑と光。
そして抜けるような空の色でした。

海よりも、緑を探す旅でした。

写真は、感謝と祈りをこめて撮りました。

そのときにはわからなかったのですが、
後からじわじわ効いてくるパワーがあります。

癒されてくださいね。
待受けにするのもいいかもですね。

これからちょっとずつアップしていきます。

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今日のことば
ーーーーーーー

「これから何年か先、人生を振り返ったとき
 しなかったことを後悔するのはどんなことだろう?
 
 もっと長く、もっと懸命に働かなかったことではないはずだ。
 もっとモノを蓄えなかったことでもないだろう。

 それが何であろうと、今、それをすべきなのだ」
                  by アーニー・ゼリンスキー







梼原気温急降下(2)

梼原。早朝5時。

夕べは泥酔と、あまりの寒さのために、しばし失神しており候。
2時間、眠っていた計算。

ずーっと部屋の外から“ざーざー”いう音が聞こえて
気になってたまらんかった。


雨が降っているのだろうか?


いや、しかし、窓の外は明るい。


しかしあまりにも厳しい寒さ。
目ざめると同時に布団の中でガタガタ震えている事実に驚愕。
今、何月

部屋の中で吐く息が白い!
 

この寒さ、錯覚じゃなかったっ
ちゅうことじゃのぅ?慎太郎! 


ハッ!! そのとき、私の目に驚愕の事実が飛び込み候て!!


ま、窓開いてるやん。   ここ


いやー、夕べは酔っぱらっちょって全然気がつかんかった!
開いてるよ、おかあさん!
余裕で18センチ!
そこからびゅ〜ゆうて風が吹き込んできゆうわ〜
 

 一夜中 
   外にさらされしこの部屋で 
           我ひとりのみ 凍えると知れ  瑠海



句を詠んでる場合か!


おおおおお!ストーブを発見したぜよ慎太郎! 
でも、つけ方が、まったくわからん!


エアコンならまだしも、民家の石油ストーブは
宿泊客が勝手につけてえいがでしょうか・・・?
火事になったらどないすんねん。


もう、民宿のルールがまったくわからん私。


まだおかあさんも起きてないしなぁ。 
おかあさ〜ん!起きて〜!
なんて
冗談です。かまんかまん。


とりあえず拙者、このままだと凍死するので、

龍馬スピリットを絞り出して
布団の中で服を着替え
布団の中でコートを着込みますきに!


↓↓↓

ハイっ

我ながら、めちゃくちゃ器用なことをやり遂げました


いよいよ部屋を忍び出て、手芸店のカーテンを自分であけ、
あたたかい飲み物を求めて、自販機探しに行くことにします。

おかあさん、ほんとにすみません。
ちっくと出て来ますきに。
また、もんてきますきに

脱藩じゃないですきに。



↓と思ったら


引き戸に鍵がかかってない。
あー、不用心ぜよ〜、おかあさん



いや、ちょっと待て。
ひょっとすると誰かが“脱藩するかもしれん”から、
気を利かせて開けてくれちょったかもしれません

だって梼原だから。

うーん、わからん。民宿のしくみががわからん。
まっこと首をかしげもって自販機を探すわけです


外はめちゃくちゃ気温が低いです。
吐息は完璧に白い。

一晩中鳴り響いていたざーざーという音は、
雨の音ではなくて、川のせせらぎだったと気がつきました。



夕べは泥酔しちょったので宿の位置もわからんかった。

あれが川のせせらぎやったとは。
まっこと、気がついちゃれんでごめんぜよ。

・・・みたいなのが “龍馬スピリッツ”、よのぅ?慎太郎。
とかなんとか、ぶつぶつひとりツイットしもって歩く。

いやぁ、脱藩の郷ひとりじめ状態。
夕べ出てきた豊饒舞の恵比寿さん。今日は銅像に戻りけり。


とりあえず暖かい缶コーヒーを握りしめ、命つなぎとめ候。



ついでに三嶋神社に早朝の参拝に。

みゆき橋。すばらしい風情です。
今日は参拝に来ようと思っていたので嬉しい。



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素晴らしい三嶋神社。ここから続く脱藩の道。
梼原取材過去blogもぜひご覧ください。


梼原・脱藩町歩き(1)(2)(3)(4)(5)
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三嶋神社の神様。
貴重な体験をまっことありがとうございました。

まっこと寒かったけんど、こうしてお参りに来られました。

しかし、この彫刻はどこかで見たことのある彫りですなぁ・・・!
もしやあの方、“土佐の左甚五郎”ではありませぬろうか。
今からぼちぼち梼原の郷土史を調べていこうと思いより候。



山に朝日が差してくる。
民家から、湯気がもくもく立ち上っております。
ほんとに冬のような景色です。



ひとりじめ。梼原の道、ひとりじめ。
この道の両側に、野菜やら何やらどっさり積んだ軽トラが並ぶ
路面市も開かれるんですよ。


歩いているときは寒さも忘れておりましたが、
民宿に戻ると、またやたらに寒い。

どういうわけか、
外気よりも部屋の中が寒いことってありますね。
部屋に入ると体感温度、5度ばぁの感じですよ。
もう、ブルブルガタガタ

お隣はしーんとしてます。熟睡してらっしゃるのでしょう。

部屋でコート着たまま震えていると、
おかあさんが起きていて、
へんしも
(土佐弁で「急いで」という意味ですよ♪)ストーブをいれてくれました。


ありがたいとはこういう時のための言葉!と体感!



コート着込んだまま、ストーブ前から一歩も離れられない状態に。

山の上とはいえ、どんだけ寒いのか!
夕べからは今までになく冷え込んでいるようです。

始発バス 7時16分に乗るから朝ご飯いらないとおかあさんに言うと、
「いや、寒いから少しぐらいは食べてお行きなさい」と、
部屋に差し入れを持ってきてくれました。
感動の部屋食。
クルミが入ったおかあさん特製の黒糖のちぎりぱん。


その後、温かいみそ汁を差し入れてくださって、


これが、これが、まっこと嬉しかったわけです!



ごらんください! 
部屋にいてこの湯気の立ち上り方!
 
しかもストーブがついて、この湯気です!
(まぁ、できたら、ジャパネット高田の声で読んでください)


なんとなんと、花冷えというには寒すぎるほどの梼原



おかあさんに車でバスの待合所まで送ってもらいました。

そして須崎行きのちっこいバス
「じゃぁ、行きましょかー」の運転手さんのひと声で乗車。


が、暖房が効いてない!すんごい寒い!
バスの中の空気が氷のように青い!


「ひやいねぇこんなに冷え込むがは珍しいねぇ」
バスの運転手さんも言うてました。


寒くて寒くてもう動けんなるので、
運転手さんに昔の梼原の道路や交通事情などをお伺いしながら
麓に降りてきました。これは大変にいいお話が聞けました


須崎に着くとかなり暖かく感じます。
山の上はやっぱり寒いんだなぁ。
見事な青空、山々が水鏡に映っています。


さて、翌日の高知新聞。
すごいすごい! 梼原龍馬会、こんなに大きな記事に

夕べ感涙にむせんだ西村龍馬、未来の龍馬こと田村君をはじめ、
みなさん生き生きと脱藩しちょりました がんばった♪



ああーしかし、寒かったぁ〜。
まっこと、忘れ難い思い出が、たくさんできました

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高知に来たら、維新の門は必見!来て下さいね梼原の町♪

雲の上の町、ゆすはら町

「土佐・龍馬であい博」ゆすはら・維新の道社中/開催中!
パビリオンで上映されている映画は感動。演じているのは
なんと梼原龍馬会の面々だそうです。ああ、びっくり!
とてもクオリティ高いですよ。必見!
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梼原気温急降下(1)


どこー?ここはどこですの〜?

やばい、歩けば歩くほど酒が回ってきますなぁ〜


ということで、同じ宿に宿泊される方に一緒に連れてっていただきました。


いやー、私、民宿って泊まるの何十年ぶり。
梼原は夜になって急に冷え込んできて思わず身震いしつつ宿に着きました。

は!?ここ民宿ですか?
手芸店みたいにしか見えんけど、ここですか〜!感無量〜←酔うてる


いいですねぇ、この言葉の温かさ。
83歳のおばあちゃんが経営しています。


えーと、私の部屋はどこですかね。
出た〜♪ ここですかー。はははは、民宿だぁ〜←どえらく酔うてる


ここは6畳のたたみ部屋、
奥にはベッドと布団二人が泊まれるスペースがあります。

おばあちゃんは、「奥の部屋をお使いなさい」というのではーい了解
二組も布団敷いててもったいないのぅ、などと思いつつ、
さっそくビールと日本酒でぱんぱんになった窮屈な服を
、うんしょうんしょと
着替えようとしていたら、


な、なんと、急に二人連れの男性のお客さんが見えて部屋が不足!との事態で
外が騒がしい?


え?・・・・・・? ←脱ぎかけてる

なんだぁ? ひょっとしてここ、私が譲るしかないんじゃないでしょうかね?

寝たふりするのもいいけど、そんなことできんでしょう、
龍馬スピリットですから。

いいですよ。譲りましょう。

ということで、奥の二人部屋をお譲りしたわけです。
自動的に私は手前の6畳の部屋に移動。

さっきの、ここだ↓


しかし、ふすまひとつはさんで見知らぬ男性客って、
なんか、めっちゃ気をつかいますね???

私、すっごい酔うてるんですよ。

しかもものすごく寒いし、
鼻をかみたいんですよ、思いっきりかみたい!


でも、そんな挙動ひとつにも、めっちゃ気をつかうんですよ。

できないんですよ!
隣の気配にめっちゃ気をつかうんですよ!

↑酔うてる上に神経質になりよる



仕方ないから“気配を少しでも和らげるために”見たくもないテレビをつけて、

音量も、大きすぎず小さすぎず、気をつけたりして、
ぐっへー、野球しかやってねえ〜!みたいな感じで。

しかし、ふと耳をすますと、ふすまの向こうからも
「野球の音」が聞こえてきたので、
向こうも気をつかっているのかもしれないぞ、などと更に気をつかいつつ、
こっちもそっと野球のままにして

鼻をかむのにいちいち部屋を出てトイレに行くのでした。
めんどいのぅ、めんどいのぅ!



そうこうしているうちに、

とにかく何だか、気温が急激に下がってきて、
すんごい寒いんですよ。

お酒呑んだのに体温急降下。

青ざめてぶるぶる震えるほどなんです。

これって気のつかい過ぎでしょうか?

あるいは風邪? もしかして私死ぬんでしょうか? 寒!

ふと見ると、なんだ!エアコンあるじゃないかぁー!
いやぁ気がつかなかった!これこれ!

が、しかし、暖房ボタンがみつからない。



と思ったら。。。↓↓↓


ギャー!どないやねん!


毛布と掛け布団に雪だるまのようにくるまって、部屋をしみじみと見回す。

キッチンみたいな部屋なんですね。
つーか、キッチンだ、ここ。


蛇口から水がぽたぽた漏れる音がすごい気になるのぅ。
飛び出して行って、蛇口閉めまくり。
寒い!やばい!ハンパねぇ!いや、パねぇ!わ。←酔うてる


もういかん!

おかーさーん!お風呂ありますかぁ!
(なかったらどうしよう!と不安に)

「はいはい、入ってくださいねぇ」ということで、

ほんとに古民家のお風呂という感じのちっこいステンレスの風呂に入る。
寺田屋ステンレス版、みたいな。
それでも温かいと、まっことホッとしました。

が、しかし。こういうお風呂って、次に入る人のために風呂の湯を一度抜いて
入れ直すべきかどうか、悩みますね。
なんせ小さい風呂ですから。


考えに考えた末、とにかく湯をつかい、新しい湯をたっぷりためて、
かつ、きれいにしておくことがベストかなぁ、



などと風呂にまで気をつかい!
←酔うてる。



だって、風呂に髪の毛一本でも落ちていたら、

誰でも、ちくと気分悪いものじゃないですか。←A型的に酔うてる。


いや、もうすでに私が入った時点で、

そのような毛モノは見つけてしまったわけですけんどね!
↑酔いながら怒ってる。




この期に及んで、
酔うたまま風呂掃除までしている私がおります。



どうなの? 民宿の風呂ってどうなの? 

誰か教えて。もうわしゃ、まったく、わからん←酔いまくってる


しかし、温まってもなんせ「温泉」じゃないので、

すぐに湯冷めするわけです。恐ろしいほどに。
今夜の梼原はどうやら、相当冷え込んでいるようです。



で、部屋に戻るとどういうわけか、

冷たーいビールの差し入れが。ムリムリムリ無理〜!

熱燗の方が助かるぐらいの室温なんです。
ほら、もう震えがきた。なんやねんこの寒さは〜!




もちろん、風呂上がりにリラックスなんてこともできないんですよ。


ここだけの話、ふすまの向こうが気になってくつろげないんです
(←ささやき声で)


向こうからも会話らしき声はまったく聞こえてこないので、
一体全体どうなっているのかわかりませんけど、

多分、あちらさまも私と同じように、
困って緊張してらっしゃるのかも・・・だとしたら、


なんたる負のスパイラル!



おっとろしや民宿!


しかしこれ以上気をつかっても仕方ないから
また毛布にくるまって無理やり暖をとりながら、
すごいな、布団にくるまって暖をとったのって子供の時以来だとかぼやきながら
見たくもないテレビ見て現実逃避ですっ。


わたし、生まれて始めて「嵐」の番組を見ました。「嵐にしやがれ」


くだらねーと思いつつ、酔っぱらっているせいか
異常に面白く感じました。


思わず笑ってしまって、あ!いかんいかん!と、隣に気をつかいます。
でも笑ったの多分聴かれたね、もうやだ



あーダメだ、これ、睡眠薬飲んで強制就寝したい!と痛切に思うものの、
なんせ酒がっつり飲んでるし、
そんな状態で薬飲んで倒れたら洒落にならんし、
かといってこのままでは眠れないし、寒いし、つらいし、鼻かめないしって、

このないないづくしはどないやねん!と再び極限。


ここは北極か!最後にゃ白熊が出るぞね! 



毛布にくるまってガタガタ震えながら3時過ぎまで
気を使って眠れませんでした。


もうダメだ。


おかあさん助けて〜!(もうとっくに寝てるよね異常に寒い!

このままじゃ、凍死なう。


ガタガタ震えながら次第に眠くなっていき、
多分凍え死ぬんじゃないかとうっすら感じました。

“寝るな、眠ったら死ぬぞ!”とか、

誰か揺り起こしてくれぇ〜みたいな感じですよ。




ぜにこんなに寒かったのか。
この夜の梼原、外気は7度(多分体感はそれ以下にまで下がったそうです。

そして翌朝、寒さで再び目が覚め、衝撃の事実発覚。



つづく

梼原龍馬会記念式典

4.24.まっこと久々にいい天気です!

牡丹桜美し梼原。


進行のチェックなどしつつ、和田城の喫茶でお茶。
丁寧に入れてくれた紅茶にシフォンケーキがついてました。
おお!脱藩モーニング発見! 和泉邸セットも渋い! 


和泉とはこの方、掛水和泉のことです。志士を助けて脱藩資金を工面し、
それが身内に知れて口を閉ざすために自刃した悲劇の人。


和泉邸は梼原、旧吉村寅太郎邸跡に移築されています。
中を実際に見学することができます。隠し部屋、囲炉裏の間
まっこと幕末の密談が聞こえてきそうなたたずまいです。

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掛水和泉邸の詳細などは以下の過去ブログをお読み下さいね♪

梼原・脱藩町歩き(1)(2)(3)(4)(5)
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喫茶ギャラリーに龍馬のイラスト。
これ梼原龍馬会のグッズのイラストレーターさん。とてもいい


「龍馬とお龍 花札ポストカードセット」を購入しました♪ 気に入った〜
お龍さん、ちっくと胸の谷間があってエロかわいいところがgoodです。
すみややすひとさんというイラストレーターさんです。
「龍馬脱藩布巾」がまたセンスいいんですよ♪ お土産にオススメ。


しかし梼原龍馬会。あちこちで皆を楽しませてくれて、
いっつもニコニコとボランティアで東へ西へ駆け回ってきた梼原龍馬さんたち。
すごいことですね。
長崎、東京、福井、山梨、北海道、愛媛、兵庫、全国龍馬会の方たちが
続々とお祝いに集まってきました。すばらしいことです。

そしてこの方も!でた!土佐藩主おなーりー。

しかしなんと、知事!梼原龍馬会寄贈の龍馬衣装着用。
殿が、龍馬!
「この格好をするのは今しかないと思った

確かに本来、知事は山内家側ですから
気温低く、風があるため「袴のところがすーすーします(知事)

でもお似合いです♪たっぱがあるし、ぴったりですね!
 梼原龍馬会の下元会長も感無量の表情です。

そして何よりすごかったのは、室町時代から生まれた日本最古、690年の歴史を持つ居合術・香取神道流の樋口先生の剣術の奉納。

「一滴の血の曇りもない研ぎ澄ませた刀です」
たたずまいからして気迫のある樋口先生。

香取神道流は居合術、剣術、棒術、長刀、柔術、手裏剣術、忍術、築城術という、
すべての統合武術を集結した流派だそうです。ひぇー。すごいぜよ

真剣で人を倒すということがどういうことか、リアルにわかります。
刀を抜くとき、鞘にしまうとき、下手すれば親指が吹っ飛ぶわけです。

映画なんかで、血払いをするとき、刀ごとシャッと振るシーンをよく見ますが、この流派は
カチャッと手首の返しだけで血払いをするのがカッコえいがですよ! 
これがやりたくて入門されるお弟子さんたちがいるそうです、
が、やはり下手すると親指がふっとぶそうです

武術とは様式美の側面も大きいんですね。日本の文化、まっこと美学じゃと痛感しました。
大迫力!これは言葉ではちっくと表しにくい! 

樋口先生は時代劇の指導もされているそうです。
黒澤映画「用心棒」に出てくる剣術の実践、これはこじゃんと難しい技ですが、
披露してくれました。
なるほどー。すごい。感動しました。
後ろの8志士たちが、先生の一挙手一投足をじっと見つめているような気がしました。

ああー、私がやったら鞘におさめるときに、絶対親指切る、腹に刺す・・・
真剣の凄さというたらこれは、目の前で見るとおっとろしいほどですよ。

気合いとはこういうことだ!と身をもって教えられました。
素晴らしいものを見せていただきました。


でも先生でさえ、「万が一粗相があったら大変ですからと緊張で
背中にびっしょり汗をかいたとおっしゃってました。
まさに、真剣勝負なんですね。
左は小川呉服店の社長さん、すごかったですねぇ!と感激の図。

よっしゃ、気合い入ったー


ということで、その後、和田城で第2部。



記念講演の演題は「龍馬を動かす5つの強みと梼原幕末スピリット」
みなさんまっこと熱心に聴いてくださって感謝感謝でした

私と梼原龍馬会のおつきあいは2006年、群馬県上田市から。
まことに人温かく、おもてなしの心の人ばかり。
土佐藩・土佐弁奉行のええ加減な記念講演は、最後に龍馬の作ったよさこい節と、
橋詰延寿先生の作られた「坂本龍馬数え歌」を初披露いたしました。

虎太郎と龍馬のスピリッツ。
きっとこの梼原が幕末の里となって人々に温かい心を伝えてくれるはず。

おめでとうございます!

ということで! やっった〜責務果たしたぜよ〜♪ということで!!
さぁおきゃくの始まり始まり

皿鉢料理と津野山神楽でのおもてなし! 
津野山神楽はまっこと、日本のファンクだなぁ、奥深いんです。
リズムがまた、かっこえいです!


皿鉢もビールも、しょーうまい。
なんかよくわからないですけど、全員でキリンビールのコマーシャルを撮りました。
「たっすいがはいかん!」ゆうてね。
もうすでにその時には日本酒で返杯しまくって顔まっ赤でした。

※「たっすいがはいかん」とは土佐弁で
「弱い(気が抜けたような)のはダメ」という意味です。
↓これが土佐のラガーのご当地・名コピー!


津野山神楽・豊饒舞。恵比寿の舞いは福招き。
「福よ来い来い」と扇子で招く、繁栄を祈る。
放り投げた竿の先には鯛がついていて、縄にお札をくくりつけると福が来る。
津野山町長も山梨龍馬会のみなさんも!。副町長は津野山神楽で笛も吹く!
おお、大漁です♪



これが梼原、龍馬も食べた田舎の皿鉢料理です。他にもお寿司の皿鉢、
ナスのタタキの皿鉢、かつおのタタキの皿鉢、すごかった。


今まで必死で準備に明け暮れた西村龍馬、皆さんにお祝いしてもろうて、
最後には感激して泣いてしまいました。
志の文字を掲げた海援隊パネルには、日本全国から訪れた100人以上の寄せ書きが!
良かった良かった!まっことお疲れさまでした。



と、さて? 

あれ? 宴会のあと、私ははたと気がつきました。

私は、まだ西村さんが予約をとってくれたという民宿に
チェック・インしてなかったのです。


げげー!私の宿は、どこ〜!? ←すでに返杯地獄で泥酔状態


泥酔で訪れた民宿。
そこで悪夢の一夜が・・・もうだめ、私凍え死ぬちや



つづく

梼原への道(2)

高知といえば喫茶のモーニング文化は名古屋と双璧をなすと言う。

こうなったら下手に単品で時間をもてあますよりは、
まさに「脱藩前の腹ごしらえ」をした方がよかろうということで
「モーニングありますか?」「はい、ありますよ♪」
これだけの会話ですべてが成立するわけです。

人見知りの方も、高知では喫茶店に行ったら「モーニング」それだけでOKですよ。

モーニングというたら、普通だいたい(トースト、卵、野菜サラダ、コーヒー)が基本です、あんまり多くは望まないですよね。
なぜならコーヒー1杯分の値段で、朝食がサービスされるわけですから。

とにかく私、緊張もしてるし、簡単でいいんです。腹も減ってないし。


などと思っていたのに、

このようなものが出てきました。



「脱藩前だからどっしり食べてね♪」みたいな和洋折衷の盛り


この超厚切りパン二枚とおにぎり&みそ汁のコラボ。

フルーツはメロン、メロンです社長!

そしてバナナ、オレンジ、更にその下にはポテトサラダがぎっしりと鎮座しております。

何たる食べごたえ。これで450円です。


店内は、ほぼ地元の方ばかりですね。

しかしこれ、ワサビの利いたポテトサラダ、みそ汁、おにぎり、
本当においしかったです!
おにぎりは具が焼きシャケでした。東京だったら中身はまず入れないでしょう。
このおもてなし精神、泣けました。まっことおいしい。


厚切りトースト二枚のうちの一枚は、甘納豆がぎっしり入ったパンでした。
珍しい、しかし甘くてあえなく半分でギブアップ。



見渡す限り地元のお客さんばかりのようです。

お店の方は、私のような旅人にも、ニコニコと応対してくださって、
食後のお茶は「こぶ茶にします?梅こぶ茶にします?」と尋ねてくれるのです。

おいしいみそ汁を腹いっぱいいただいてアップアップの状態でしたので、
「普通のお茶をください」と思わずリクエスト。

うー。この至れり尽くせりのサービスで、450円!

そしてこれ!
もれなく特典として、こんな巨大なスズメバチの巣を眺めながら
お食事ができます 珍しかろう!大サービスです。


何でまたこのようなものを飾っているのか謎ではある。
レースの上に鎮座しちょります。

模様をじっと眺めていると
思わず落ち着きをなくします


レースの端が巣に食い込んでいるのも気になって仕方ありませんが、

触らぬ神にたたりなし!

さりげに目をそらして、原稿読みに集中、集中!

そうこうしているうちに、やっとバスの時間になりました。

いい天気です。まぶしい若葉です。
何かと思ったら、梅ですね!


待ちに待った梼原行きが着ました。20人乗りほどの小型バスです。
乗車人数私を入れて4名オンリーでした。


このバス、いつもなら途中休憩の「布施が坂」の下の山を、
麓からずっと山沿いに登ってくる超ローカル・ルートです。

つまり、半分ほぼ脱藩の道。志士たちが歩いたであろう往還を、
ぐるぐるくねくねとバスが走るというわけ。面白い!

でも、取材ノート書いてたら車酔い必至の道でもあります

気を紛らわしながら、車窓の景色を眺めます。
スピードも出ないので写真のブレもさほどなくきれいに撮影できます。お得。


あいや、隊長!あれは、げにおもろき名の家でございますなぁ。



日差しが強いきに、芍薬の花も傘を差し。風流でございますなぁ。


こいのぼりがまぶしゅうございますなぁ。
跡継ぎの元気なおのこが、すくすく育っておるんでございましょうなぁ。


ええい!まだ梼原に着かんのかぁ! 
まだまだのようでございます。


しかし、何ですな。津野町というたら、
やっぱり茶畑でございますなぁ。
窓の外も、緑がまぶしゅうございますなぁ。


うぅ……車酔いしつつ、やっと梼原に着いたでござ候


申し訳ない!お手洗いは何処でございましょうなぁ!
なんと!那須俊平先生が教えてくれたではないですか。
かたじけのうございます


はて、会場の「維新の門」は、
どちらに行けばよかったでございましょうなぁ!

ハッ!またしても那須先生!

かたじけのうございます。

ということで、那須先生のお導きにより、よっしゃ。
やっとたどり着きました、自力で維新の門!
ワーワー、パチパチ。滑り込みセーフ!遠かったぁ〜


那須先生、韮が峠を指さして「よう来たねぇ!次は韮が峠ぜよ」


今日はこの方、吉村虎太郎と龍馬のエピソードをお話ししようかと思いおり候。
しかし、ここに来ると本当に元気が充電される感じです。
ここ維新の門はまっことパワースポット。


記念式典の受付開始。この山深い場所に、
全国から続々と人が集まってきております。

私もお名札をいただきました。
土佐藩 土佐弁奉行とは、これまたかたじけのうございます



この後、世にも素晴らしい香取神道流の居合術奉納と、
世にも珍しい龍馬姿の高知県知事登場・・・ナヌ?殿が龍馬?


つづく


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梼原取材過去blogもぜひご覧ください。


梼原・脱藩町歩き(1)(2)(3)(4)(5)
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梼原への道(1)

24日。午後1時から梼原維新の門前にて龍馬会5周年記念式典。
私は記念講演を兼ねてアイラブ梼原・幕末の里に向かう。

いつも車で2時間弱ほどですっとばして行く場所だが、
今回は取材も兼ねてバスと電車で行こうと決意。
その方がゆっくり原稿にも目を通して読み返しできる。

しかし公共交通を使うと梼原はちっくと不便だ。

高知ー梼原の直通バスは高知出発が7時!?。
これはいくらなんでも到着が早すぎる。
考えた末、須崎からの高陵バスに乗ってみることにした。

高知から須崎まではJR。須崎から梼原までバスで70分の旅となる。
ま、すんぐ着くよね♪

などと考えていた私が甘かったのだが。


高知駅で坂本夫婦に見送られながら、いざ出発。
行ってくるきね♪



各駅で行けばよかったのに、ちょうど特急が来たので反射的に乗ってしまった。

ここすごいでしょう。須崎の手前。
いつも電車の窓から見える石灰工場。天空の城のごとき複雑怪奇な造り也。

一度中に入ってみたいとずっと思いより候けんど、怖くもあり候。


そうこうしているうちに、わずか30分ほどで須崎に到着。
想定外に早く到着しすぎた。

JRも龍馬伝ラッピング。


昔の高知駅と同じ駅舎の屋根。懐かしい。


連絡通路には鯉のぼりがぶら下がっております。干物に見える


ここから梼原行きのバス便は、さすがに本数が少ない。
式典に間に合わせるには10時47分の梼原行きに乗らねばアウト。

しかし、特急で来てしまった早朝の須崎駅前。
1時間半もヒマつぶしに困る状態に。

ここで1時間以上つぶせるか?と自問自答する早朝の絶望感。


朝ご飯はまだ何も食べたくないし、ディープな地元の喫茶店に入る気力もなし。
かといって何したらいいかもわからん状態。
ひとり今日の講演の原稿を読み返しながら、周辺を散策する。


空き地でたんぽぽを眺める。春だなぁ。これもせいぜい5分が限度だ。


町をぶらつくが、あまりにも人がいない。
うろうろしていると不審者のようで気が引ける。


いい店構えだなぁ。


ポケットベルって今もあるの?ほんとに?わからん。


持ってけったって、モノが違うのよ。でかい!立派な座敷テーブルの数々。整理整頓。


ため息をついていたら「杉の川行き」バスがやってきた。

「梼原に行きたいんですけど、これ途中まで行きますか?」

「ああ、行きますよ。でも、杉の川はなぁーーんにもないで?と運転手さん。

どうしようかなぁと考えた末、ここで無駄に待つよりはマシだろうと判断して、
乗った!←私の旅でよくあるバクチ乗りパターンである。




貸し切りだった。



そうだ、「かわうそ道の駅」のところで降りて時間つぶしてもいいじゃんなどと突然ひらめいたが、

なんせこのバス「乗る人も降りる人もいない」もんだから容赦なく進んでしまって、私に降車ボタン押すヒマも与えてくれない

もう運転手さんの頭の中は私は「杉の川」に行く人でしかなく、
途中下車するなんて夢にも思っていないらしい。

まさに、私の見知らぬ「杉の川」に、

“バスまっしぐら”

しかし、ものの数分もしないうちに、もうええわ……とあきらめる風景に突入。
もうこんなところで降りても、何もできない。


そして、
「杉の川到着とポンと降ろされし所。
げにまっこと、なーんもなかった 秘境かここは。




バスは去り行く、私は残る。はるか山頂の風車は回る。
ちぎれ雲が飛んで行きます。
美しい日本の風景が、目の前に広がっております。
アタイ、どうすんのここで




完璧に時間を読み間違えました。
次の梼原行きバスまで1時間15分もある状態になっちまいました。
まっこと、計算できない女の骨頂でございましょう。
今日は責任重大な講演があるというのに、無駄に体力を使って、
何をやっているのか私は〜

途方に暮れていたら、ふと目に入った救いの旗

隊長!遠くに何やら喫茶店が見えます! よっしゃ!入るしかないぜよ!

ということで、かなりジモティなお店に見えますけど、
そんなことごちゃごちゃ言うてる場合ではありませんきに!
原稿もチェックせねばならんし、勇気を出して入るしかないちや!

ということで!

脱藩!いや、入店!



そこで出会った濃厚な「モーニング」と「アレ」がすごかった。



つづく 

ヤ・シィパークの午後

久々イヌキーを連れて夜須にきてみました。

広大な広場はやはり気分が良い。

ゴルフ禁止の看板に笑う。確かにやりたくなる気もわかる。でも、ダメざんす!

売店では焼き芋やら帽子ぱんなど、ちょこっとしたおやつ類も豊富。
蜜芋というのは割るとこの通り、まるで栗きんとん状態。ペースト状態です。旨!


龍馬さんと記念写真も撮れます。「龍馬さんと」というプラカードが泣かせるねえ。

観光疲れでのーんびりしたいとき、おすすめの場所です。
海も穏やかだし。夏は海水浴もできますよ。

シーサイドにはどういうわけか本格的なインド料理店があったりして謎だが。。。
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