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薬から“離脱する”ための10の原理


私が読んだ本の中から、興味深かった部分を書籍より抜粋してみます。 
 
『「うつ」を克服する最善の方法〜抗うつ薬SSRIに頼らず生きる』
生田 哲 著/講談社+α新書 

興味深いところ、役立つ知識も多々ありましたが、全体の内容は、離脱症状と闘っていた頃の私には、少々つらい内容でした。

今、それらの薬害に悩んでいる人が情報を探して読む本というより、「健康な方が知識のために読む本」といった方がよいかもしれません。
SSRIなどの服用で起こった数々の事件、薬害の検証と、薬学博士である著者自身のうつの克服法などに触れている一冊です。 

この中に「薬から“離脱する”ための10の原理」というまとめがありました。
参考までに抜粋してみます。


(1)もしあなたが大量に、しかも長期にわたって精神活性薬物を服用しているのなら、離脱プロセスを援助してくれる臨床経験の豊富な医師を見つけること。 

(2)精神活性薬物を服用する以前から深刻な感情問題をかかえていたとしたら、離脱プロセスを実行する前と最中、以後で、それぞれ心理 カウンセラーの適切な助けを借りること。 

(3)これからあなたが精神活性薬物から離脱することを、親しい友人 や家族に伝えておくこと。抗うつ薬からの離脱によって、うつや躁状態が発生する可能性のあることをあらかじめ説明しておくこと。そして、あなたがもし異常な行動をとったなら、それをあなたに知らせる ように頼むとよい。あなたを見張るよう依頼するのである。なぜなら、薬からの離脱プロセス中は、自分の行動を客観的に判断することが難しいからである。 

(4)精神活性薬物の深刻な副作用が発生していて、迅速に離脱しなけれ ばならない場合を除いて、薬はゆっくり減らすこと。毎週10パーセントずつ薬を減らしていけば、たいていの深刻な離脱反応は防ぐことができる。 

(5)もし、あなたのかかりつけの医師が抗うつ薬は離脱反応を引き起こさないと主張したなら、その医師を信用してはならない。彼(彼女)は 抗うつ薬の離脱反応について無知であるからだ。 

(6)医学的に緊急の場合を除いては、あなたが安全で快適と感じる以上 の速度で精神活性薬物の服用量を減らさないこと。あなたがどのように感じているかを大切にしてほしい。 以下のことが起こったら離脱反応かもしれないから注意しよう。 気分が乱高下する。イライラしたり怒りっぽくなる。頭の中や皮膚に奇妙な感じがある。睡眠に問題がある。胃がむかむかする。身体の調子がおかしい。 

(7)もし、あなたが深刻な離脱反応に遭遇したと感じたならば、ただち に、躊躇することなく臨床経験の豊富な医師に相談すること。同時に、 あなたはその担当医に、離脱反応が起こる直前の服用量を処方してもらってもよい。離脱反応が起こっているのであれば、以前の服用量を摂取することで、症状は急速に改善されるはずである。 

(8)もし、あなたが複数の精神活性薬物から離脱しようとしているのなら、 一度に一つずつ減らしていくこと。一度に二つ以上の薬を止めるのは、混乱 をきたす元になる。なぜなら、あなたに離脱反応が起こったとき、いったい どの薬が原因なのか見当がつかなくなってしまうからだ。完全な離脱に向け て、焦らず一歩ずつ進むことが肝心である。 

(9)ゆるやかに精神活性薬物の服用量を減らしていっても、離脱反応がし つこくつきまとうのは珍しいことではない。そんな時、ごく微量(通常の服 用量の10分の1程度)を服用することで、離脱反応を上手に抑えることができる。 

(10)忘れてはならないのは、ここに示した原理は、SSRIや他の 精神活性薬物からの離脱のための完全なマニュアルではないということ。 精神活性薬物の離脱を試みる人は、信頼のおける、臨床経験の豊かな医師、 心理カウンセラー、そして友人、家族の協力をもとめるべきである。
(以上『「うつ」を克服する最善の方法』より抜粋 )

 

この10の原則は、確かに正論です。

しかし、いちばん大事な、
離脱プロセスを援助してくれる医師はいったいどこにいるのか。。。 
離脱状態を支援してくれる心理カウンセラーがどこにいるのか。 
そういった窓口、情報網がまだどこにも見当たらない。 

いったい信頼できる医師はどこにいるのでしょう?
一刻も早く、この問題に対する相談窓口を全国に広げてほしい。 
サポートできる専門医の養成だって必要です。


(4)(6)(9)に関しては本当に、その通りです。

今、私からもこれだけは伝えておきたい。。。

SSRIやベンゾジアゼピンに関しては、
自己判断の急な減薬・断薬は、絶対にしてはいけません。
信じられない状態の悪化を引き起こすことになりかねません。。。

主治医に適切な指導を仰ぎ(参考文献をよくよく調べた上)で、
慎重に、ゆっくり時間をかけて
減薬していくのがいちばんです。。。

無理をしないこと。
不必要に苦しまないでいてください。

自分をどうか大切にしてください。。。


ひどい症状を引き起こす急な薬の中止は
体のためにも精神のためにも
絶対に避けるべきです。

とにかく、焦らずに
時間をかけて。

そのために、確かな情報を手に入れてください。
それについては、
また追々書いていきたいと思います。

もちろん、家族がしっかり病状を把握してくれて、
支えてくれるに越したことはありません。

心の強い家族、知識を持った家族がそばにいる方は、
それだけで宝物ですよ。。。


苦しんでいる方。
世の中にどれほど多いことか。。。

だけど、

どんなに長い闘いでも、
必ず、抜け出せる日が来ます。

必ず、回復します。
心配しないで。。。

あきらめず、
少しずつ、少しずつです。


いろいろ思うところがありますが、

今日はここまでに。。。


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