October 2018  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

よさこい練習開始


明日からいよいよチーム「桂浜龍馬プロジェクトぜよ」の
よさこい練習がはじまります。 

踊り子さん募集中です(枠はあとわずかです) 
参加ご希望の方は、こちらまで急いでお申し込みください。 



練習日時は6月22日(土)、29日(土)、
その後、週2回(水・土) 18:30〜(2時間程度) 
場所は坂本龍馬記念館八策広場(記念館南側)です。  


さてさて、17日の高知新聞・所感雑感にて、よさこいの話を書かせていただきました。
今年はよさこい60回の節目。 きばって行きましょう♩ 


「じんまもばんばもよう踊る」  

私の知っている古き良きよさこい時代は、どのチームも「よさこい節」がメインメロディだった。地方車に乗った若衆バンドが精一杯リズムを競い、踊りにも基本形があった。まさに『じんまもばんばもよう踊る』という歌詞どおり、老いも若いも飛び入りで踊れるよさこい共通項だ。  

それに比べると最近のよさこいは随分変わった。若いパワーは素晴らしいが、あまりにも前衛的なパフォーマンス、鳴子は持っているがよさこいのメロディが聞こえてこない。これは少し寂しい。正調でなくてもよいから、もう少し親近感の湧くよさこいチームができないものかと思ったものだ。  

そんな矢先、龍馬記念館の森健志郎館長の声掛けで高知観光の目玉「桂浜・龍馬」からよさこいチームを立ち上げる話が出た。先だって歌詞を書いてみないかという。もちろん喜んで受けさせてもらった。

維新に向かって走る龍馬の姿を、同志やお龍さんら女性の視点から「あんたはすごい」と褒めあげるような歌詞、それから桂浜の心洗う景色が誰の目にも浮かぶ歌詞とイメージを膨らませていった。館長と話しあって改良を加えた末、そこには「幕末カイダンジ(快男児)」というなんとも粋なタイトルがつけられた。

次に作曲家の西村直記さんがメロディーをつける。あれよあれよという間に振り付けが決まり、衣装ができて、桂浜発信、龍馬よさこいのイメージが姿を現した。念願の、懐かしよさこいの良さが全面に溢れていた。  

踊りの練習と同時に、歌詞や曲の調整も進んで行く。それを見守りながら私は更に掛け声を考える。こだわった言葉は「いちじゃもの」だ。昔懐かし鏡川祭りのCMで流れていた「高知の花台いちじゃもの」。「おらんくの祭り」を自慢して元気を煽る、土佐人気質が凝縮した土佐弁。これをどうしても使いたかった。

「ほんに龍馬はいちじゃもの!」。この掛け声で、踊り子さんたちの笑顔が一斉にはじける。親しみやすさと情熱が龍馬にぴったり寄り添った。  

先月末は『ひろしま歌謡祭』の舞台で踊りを披露した。高知から高速バスで5時間かけて踊り子隊は会場に向かう。初めての県外ステージで皆緊張気味だ。バスの中でも歌と掛け声でイメージトレーニングを重ねる。

会場に着くとすぐに舞台に上がり、2000人の観客を前に精一杯よさこいを演じきった。観客の手拍子が聞こえ、盛大な拍手に包まれたときには、県外の人にも共感してもらえるよさこいに成長しつつあることを実感した。  

昨年のよさこい祭りでは残念なことに、初出場の私たちのチームは大手筋メイン会場で踊らせてもらえなかった。このことを直前に知らされた踊り子隊は皆、涙をのんだ。県外から参加した踊り子さんたちも肩を落として帰って行った。これを3番の歌詞に活かした。 

「耐えればいつかは花が咲く 
 涙流して行けばよい 
 わしはおまんのみかたじゃき」。

今年は悔しさをバネに堂々の花道でのお披露目となる。  

若い踊り子さんに負けじと、じんまもばんばもよう踊る。
「えいダイエットになるぞね」。おばちゃんたちは少女に戻って鳴子をならし、
飛ぶように龍馬を舞う。

桂浜から快男児。もうすぐ、よっちょれよさこいの季節がやってくる。

 6.17高知新聞朝刊 所感雑感 渡辺瑠海

1.jpg
pagetop